【約1年ぶり2回目】インディーズバンド20組のSNS/Youtube事情をちょっとだけまとめてみた。(Twitter編)
インディーズバンドのSNS/Youtubeを調べてみる#Twitter
1年ほど前に、個人的に気になっているインディーズバンドのSNSとYoutubeについて数値を集計してみたことがあります。
まったく反響はなかったわけですが、約1年が経過した今、それぞれの数値がどのように伸びているのか追跡調査してみたいと思います。
今回は前回調査したバンドに加えて、
が追加されています。
そこに鳴る
いいよね。
東京喰種が大好きな私は、サムネ画像を見て「アレ?金木君のコスプレ?」と思って再生したわけですが、ズキューンとやられまして。
この曲は、パート毎に解説動画があり、こうした試みはマーケティング視点で考えてもすごく良いと思う。
私の場合は、「Youtube関連動画」→「掌で踊る」→「解説動画」→「iTunesでダウンロード」と、ファン化への道を着々と進んでます。
藤原美咲(そこに鳴る) (@michan_628) さん。による解説。可愛いね。
前回調査から約1年が経過し、各バンドのSNSはどのように変化したか
変化率も含めて横に数字を並べると見切れてしまうため、SNS毎に見ていきたいと思います。複数回に分けて、Twitter→Facebook→Youtubeの順番で掲載します。
さて、まずはTwitterから。
Twitter:2017年7月1日→2018年5月28日
Twitter考察
インディーズバンドにおいて、Twitterのフォロワー数やYoutubeのチャンネル登録数は、おおざっぱに言って「そのインディーズバンドのファンの数」と言って良い。
各バンドは個々のライブの動員数を集計しているので、その数字を通して自分たちが成長しているのか停滞しているのか把握しているはずですが、我々もSNSの情報から状況が推測できます。
札束の力を使って、マス広告を打ったり、音楽番組に出演したりすることで認知を獲得することが出来ない多くのインディーズバンドにとって、「インターネット上で、どれだけ新しい人に知ってもらえるか」が成長のカギを握っています。
Twitterのフォロワーは、「そのバンドの事を積極的に知りたい人たち」なので、めちゃくちゃ重要な成長指標です。
Twitterフォロワー数伸び率の最下位は、愛する「YellowStuds」でした。悲しい。
YellowStudsを知っている人ならわかると思うのですが、彼らは本当に素敵なバンドです。特に色んな苦労を重ねてきた30代~40代の社会人にとって、えぐられるような刺さり方をする曲がたくさんあります。よって、認知の伸びに従って、動員数が増えていくタイプのバンドだと思います。
しかし、数字の変化を見る限り、新しい認知を獲得することに苦戦しているようです。
YellowStudsは、「可愛い女の子をMVに出して踊らそ!謎ダンスを踊らそ!」とか、「フェスでウェイウェイしてファンを増やそ!」とか、積極的にバズをしかける、そういうノリのバンドではありません。機会があれば、マーケティングの側面で支援したいですね。
Twitterフォロワー数伸び率が最も高かったのは、2017年11月にメジャーデビューした「ポルカドットスティングレイ」でした。
ポルカドットスティングレイが短期間にここまで伸びた理由は、以下の記事に書かれています。一言で言うと、「マーケティングをきっちりやった」から。
私がこのブログをはじめたのも、「マーケティングとは何かを知って、それを活用することはビジネスのみならず、インディーズバンドが成長するためにも必要不可欠だ」と確信しているからです。一つでも多くのインディーズバンドの成功を願っています。
ポルカドットスティングレイの事については、別の機会に触れたいと思います。
「嘘とカメレオン」も、メジャーデビューを果たしましたね。Twitterの伸び率も「ポルカドットスティングレイ」に続く伸び率157%。Youtubeの再生数などを考えると、もっと伸びても良さそうです。
次回は、FacebookとYoutubeの変化を見てみたいと思います。
では、また。